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文学フリマ - 第七回アンケート結果 Diff

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!第七回文学フリマアンケート結果
※なお、スペースの都合上、内容を要約・割愛した部分があります。ご了承下さい。

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!!一般来場者アンケート 回答総数:53

*年齢{{br}}18才以下:3(最年少17才){{br}}19〜22才:18{{br}}23〜26才:13{{br}}27〜30才:2{{br}}31〜34才:7{{br}}35才以上:6(最年長56才){{br}}回答なし:4

*性別{{br}}男性:35{{br}}女性:18

*文学フリマは何で知りましたか?{{br}}1, 過去に出店したことがある:6{{br}}2, 過去に一般参加者として来場した:10{{br}}3, 雑誌、新聞など:4 誌名(パンドラ:2/活字倶楽部/ファウスト){{br}}4, インターネット:20(※サイト名 文学フリマHP:2/ゼロアカのサイト/2ちゃんねる/はてなダイアリー/文科系トークラジオLife外伝/最終批評神話/敷居の住人/痛覚/rinote.org/自転車創業:以上すべて1){{br}}5, チラシを見て:1{{br}}6, 友人・知人から:11{{br}}7, その他:2(版元/ゼロアカ)


*文学フリマ以外の同人誌即売会には行ったことがありますか?{{br}}1, 同人誌即売会自体、初めて:15{{br}}2, 文学フリマには何度か来たが、それ以外の即売会は行ったことがない:13{{br}}3, 文学フリマ以外の同人誌即売会に行ったことがある:24{{br}}※イベント名{{br}}コミケ:17/コミティア:5/コミックシティ:2/その他:7(M3 サンシャインクリエションなど)

*気に入った同人誌の価格がいくらまでであれば購入しますか?{{br}}500円未満:4{{br}}500円:21{{br}}501〜999円:3{{br}}1000円:13{{br}}1500円:5{{br}}2000円:5{{br}}気に入ればいくらでも:1

*このイベントであなたの印象に残ったサークル・本を教えて下さい。{{br}}左隣のラスプーチン:2/新嘲文庫:2/ソラミミ:2/法政文学/ロスジェネ・フリーターズフリー/無勝手/はなもさきもさく/最終批評神話/フランス乞食/Mad Tea Party/白石昇事務所/清龍友之会/ネットミステリ研究会/ジャンクヤード/痛覚リリィ/幻魚水想記の会/新月お茶の会/構造対称性の誕生/タモリの本/練馬言葉力研究会/Daisy Chain/歌クテル/Close/Cross/漫画読本/古い夢

*何冊買いましたか? お金はいくら使いましたか?{{br}}1〜2冊:9{{br}}3〜4冊:6{{br}}5〜6冊:6{{br}}7〜8冊:5{{br}}9〜10冊:9{{br}}11〜12冊:3{{br}}13冊以上:4(最高30冊){{br}}{{br}}1000円未満:5{{br}}1001〜2000円:14{{br}}2001〜3000円:9{{br}}3001〜4000円:5{{br}}4001〜5000円:4{{br}}5000円以上:9(最高15000円)

*今後期待する作家は?{{br}}佐藤友哉:3/和泉良:2/三崎亜記/東浩紀/長嶋有/吉田アミ/エイミー・ベンダー/人間人間/大吉エクセレント/野田光太郎/K/T/かさみみかぜ/麻子さん/原木秀祐太

*次回の文学フリマ(2009年5月10日)に参加したいですか?{{br}}1, 出店参加者として参加したい:15{{br}}2, 一般参加者として来場したい:15{{br}}3, 時間が合えば来場(参加)したい:22{{br}}4, もう参加したくない:0

*今後実施して欲しい企画のアイデアがあればご記入下さい。{{br}}挑戦・オーディション企画/会場でお題が出てその場で短編小説を書く/作家の講演や朗読会

*文学フリマへの意見を自由にお書き下さい。{{br}}今後も続けてほしい/意外と人が多くて驚いた/ゼロアカは成功だった/ゼロアカは失敗だった/5時くらいまでやってほしい/ロッカーなどが欲しい/見本誌コーナーはよいが送り手と受け手の対話を減らすのではないか/休憩スペースが欲しい/京都からゼロアカ目当てで来ました。あずまんかっこよかった



!!出店者アンケート 回答総数:46

*年齢{{br}}20〜22才:8(最年少20才){{br}}23〜26才:7{{br}}27〜30才:10{{br}}31〜34才:8{{br}}35才以上:12(最年長48才)

*性別{{br}}男性:25{{br}}女性:21

*ブースは交代を含め何人で運営されましたか?{{br}}1人:18{{br}}2人:11{{br}}3人:6{{br}}4人:8{{br}}それ以上:2

*文学フリマ以外の同人誌即売にブース参加したことがありますか?{{br}}1, 同人誌即売会自体、初めて:4{{br}}2, 文学フリマには参加したことがあるが、それ以外の即売会に出店したことはない:13{{br}}3, 文学フリマ以外の同人誌即売会に参加したことがある:29(※イベント名 コミケ:16/コミティア:17/コミックシティ:5/そうさく畑:2/サンシャインクリエイション:2/その他:8)

*印象に残ったサークル・本は?{{br}}法政文学:2/トルタ:2/みいこプロ:2/九州隊:2/小説π/清龍友之会/形而上学女郎館/羽根子/白水Uブックス研究会/野宿同好会/柳屋文芸堂/精神病新聞/練馬言葉力研究会/ロスジェネ/ソラミミ/幻視社/準備室/はなもさきもさく/新嘲文庫/古い夢/絶対移動中 など

*販売した本の制作数と制作費はいくらぐらいでしょうか?(新刊のみ){{br}}[制作数]{{br}}10部以下:4{{br}}11〜30部:9{{br}}31〜50部:9{{br}}51〜100部:9{{br}}101部以上:4{{br}}{{br}}[制作費]{{br}}5000円以下:11{{br}}5001〜10000円:3{{br}}10001〜20000円:4{{br}}20001〜30000円:0{{br}}30001〜40000円:8{{br}}40001円以上:7(最高13万円)

*このイベントで何冊くらい売れましたか?{{br}}[売上数]{{br}}10冊以下:12(最低3冊)11〜20冊:11{{br}}21〜30冊:13{{br}}31〜40冊:3{{br}}40冊以上:4(内訳 77冊、80冊×2、111冊){{br}}{{br}}[売上金額]{{br}}1000円以下:3{{br}}1001〜3000円:13{{br}}3001〜5000円:5{{br}}5001〜7000円:5{{br}}7001〜9000円:6{{br}}9001円以上:8(最高4万円)

*このイベントで他の出店者の本をどれくらい購入しましたか?{{br}}[購入数]{{br}}購入せず:4{{br}}1〜2冊:8{{br}}3〜4冊:8{{br}}5〜6冊:12{{br}}7〜8冊:4{{br}}9〜10冊:5{{br}}11冊以上:3(最高15冊){{br}}{{br}}[購入額]{{br}}1000円以下:11(最低500円){{br}}1001〜2000円:14{{br}}2001〜3000円:6{{br}}3001〜4000円:3{{br}}4001円以上:5(最高9400円)

*気に入った同人誌の価格がいくらまでであれば購入しますか?{{br}}500円未満:5(最低300円){{br}}500円:17{{br}}501〜999円:5{{br}}1000円:14{{br}}1001円以上:4(最高5000円)

*今後期待する作家は?{{br}}いしいしんじ:2/小川一水:2/池上永一/伊坂幸太郎/中原昌也/森見登美彦/青木惇悟/岡崎祥久/生田純代/熊谷達也/古川/伊藤島子/柳田のり子/マイクル・クライトン/しまだうたこ/笹山笑/肉十八/笹本祐一/たちばなじょう/Kenji Siratori(回答数:22)

*次回の文学フリマ(2009年5月10日)に参加したいですか?{{br}}1, 出店参加者として参加したい:39{{br}}2, 一般参加者として来場したい:1{{br}}3, 時間が合えば来場(参加)したい:6{{br}}4, もう参加したくない:0

*今後実施して欲しい企画のアイデアがあればご記入下さい。{{br}}作品のコンテスト/出版社の編集者などに作品を見てもらえるチャンスが欲しい/ゼロアカの人たちも見本誌を出してほしかった/事前にお題を決めて、それに沿った作品を集める

*文学フリマへの意見を自由にお書き下さい。{{br}}思ったより盛況で驚いた/これからも続けてほしい/落選率を下げてほしい/ゼロアカは盛況でよかったが、他のサークルの客が奪われたのでは/マナーが悪いサークルがいる/通路を塞いでいる人たちがいた/小説よりも批評が元気な印象/第1回のプレファウスト本をもう一度出して



!アンケート考察

一般来場者の傾向としては20代前半の男性が突出して多い。また、インターネットと友人・知人からの口コミでこのイベントに足を運んだという人が半分を占めている。ネットの力が強い一方で、口コミの力もまだまだ大きいと言える。またネットで文学フリマを知ったという人が挙げているHPに特別企画「東浩紀のゼロアカ道場 第四回関門」関係のサイトがいくつか入っている。


来場者のイベント経験は、約3割の人が「同人誌即売会自体に初めて来た」と回答している。回を重ねてもこれだけの初参加者を呼び込むことに成功しているのは今後の展望にも重要である。また「文学フリマ以外の即売会には行ったことがない」という人もほぼ同じ割合であり、文学フリマには他のコミック系即売会と異なる参加者層が多いことを示している。


また、「気に入った同人誌がいくらぐらいまでなら買うか?」との質問には、500円という回答が圧倒的に多い。次点が1000円という回答である。これは出店者の同人誌作り、価格決めの参考になるだろう。400円といった価格にすれば割安感をだすことができるであろうし、「この内容で500円(1000円)なら“買い”だ」と感覚的に思わせる本が来場者の購入意欲をそそるだろう。


購入部数と予算について見ていくと、10冊近く購入していると答えた人が2冊ほどしか買わなかった人と同数である。一般の書店に行っていっぺんに10冊買ったら“衝動買い”と言われる部類になるだろうが、文学フリマというイベントでならざらにあるということだ。アンケートに回答してくれるのは相応に意欲のある来場者である点に留意する必要はあるが、イベントに足を運んでくれる人の購入意欲は高いということを再確認できる。また、使った金額も平均が約3000円となっており、過去のアンケートと照らしてもかなりの高額である(これまでの平均は2500円以下である)。ここにも「ゼロアカ」の影響はあるだろう。いずれにせよ「お金を払って(文章系)同人誌を買う」ということに割高感を感じる一般の人は多く、その敷居を下げたという点で「ゼロアカ」の影響が良い方に広がっていくことを期待したい。


では一般来場者の目は「ゼロアカ」ばかりに向けられていたかというと、一概にそうとは言い切れない。「印象に残ったサークル・本」には「ゼロアカ道場」のチーム名があまり挙げられていないのである。インターネットで盛んに告知活動を行っていた「ゼロアカ道場」の各チームはほとんどの情報を事前に知ることができたため、会場でのインパクトは薄かったのかもしれない。会場に足を運び、見たことのない作品に出会うことを来場者は求めている。その体験に知名度などは関係ないと言える。

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次に出店者のアンケートを見ていこう。年齢層や男女比に大きな偏りはなく、幅広い層が参加している。


同人誌即売会への参加経験では初参加者が少なくなっている。これについては会場を拡大する「第八回」に期待したい。また、文学フリマ以外に参加したことのあるイベントとして、「コミックマーケット」よりも創作オンリーの「コミティア」の名前を挙げている人の方が多いというのはまさしく文学フリマならではだろう。一般来場者アンケートの同項目と比較しても、「コミティア」参加率の高さが目を引く。運営側としては告知活動や交流の指針になる半面、「コミティア」との開催日のバッティングは大いに危惧するところでもある。ただ、同じく創作オンリーである「そうさく畑」を挙げているのは2人しかいない。これは「そうさく畑」がここ数年来、東京で開催されていないことが理由ではないだろうか。


本の製作数、制作費に関してはまちまちである。制作費については2万〜3万円のところで断層がある。コピー誌や少部数作品を作っているか、いわゆるオフセット印刷の本をそれなりの部数で刷っているかの境目がここではっきりと見て取れる。また、他のサークルがどれくらいの経費を使っているかを直接知る機会はあまりないと思われるので、サークル参加を検討している人は参考にして欲しい。


他の参加者の本の購入について、「購入せず」の人が4人いるのはおそらく一人で売り子をしていてブースを離れられなかったためだろう。全体では5〜6冊を購入する人が多い。ブース参加しつつ会場を見て回るとなると、これくらいが妥当な数字ということになるだろう。


同人誌の価格については、やはり500円と1000円を基準に考えている人が多い。同人誌に対する金銭感覚は来場者とあまり変わらないようだ。


文学フリマへの意見の自由記述では、隣のブースの前を塞いでしまうようなマナーの悪い参加者への抗議がいくつか見られた。文学フリマ事務局ではHPで注意を促すだけでなく、事前に郵送する参加案内でマナーに関する注意書きを別紙にして全参加者に送っている。自分が被害を受けたという人からすれば、それだけでは不十分と考える気持ちも理解できる。ただし、この問題は例えば事務局スタッフが警備員のごとく会場を見張っておのおのに注意して回らなければ解決できないことなのだろうか? また、事務局はあらかじめ配布した書面の中で、マナーが改善しない場合は「事務局スタッフに報告してもらうこと」「その場で解決しなければ意味がない」ことを公知している。後からアンケートで申告するのではなく、当日その場で申告していただくように参加者にはお願いしていきたい。全参加者が自分の問題として認識しなければマナーは改善しないだろうし、そうなるように今後も事務局は努めていく。