サイン会・握手会、またはそれに類する作品販売外の交流活動(以下「サイン会等」)を
実施予定の出店者さまに、混雑緩和のため下記のとおりご協力をお願い申し上げます。
お願いの目的
文学フリマは文学作品の販売・配布を主目的とする場ですが、サイン会等については従来より、文学にまつわる交流活動の一環として、近隣の出店者さまの販売活動に支障が及ばない範囲で認めております。
しかし近年は、サイン会等による局所的な混雑が発生しております。
事務局としても、突発的な行列等には当日可能な限りで対応させていただいておりますが、近年の出店数の増加に伴って、効果的な対応が難しい場合があるのも現実です。
このため、会場内の安全を確保しつつ、すべての出店者さまの販売機会を確保することを目的として、試験的に事前申請の仕組みを導入させていただきます。
つきましては、サイン会を実施予定の方に以下の通りお願い申し上げます。
▼待ち行列をつくり、以下の直接的交流を行うものを「サイン会等」と呼称します。
※有償・無償の別を問いません。
- 作家本人が来場者のためにサイン・イラスト等を書く
- 作家本人と来場者とが握手・写真撮影等を行う
- 作家本人が来場者との対話を行う
- その他、作品販売以外のサービスを来場者に対して行う
▼以下の場合には「サイン会等」には当てはまりません。
- 事前にサイン記入済の作品を数量限定で販売する
- 待ち行列のない場合に限り、サイン等を実施する
- 待ち行列ができた場合、すみやかにサイン・握手・対話等を中止し行列のないタイミングでの再訪を求め、作品販売のみを行うよう切り替える
ご協力いただきたい事項
1. 事前申請のお願い
上記条件に当てはまるサイン会等の開始時に5名以上の行列が見込まれる場合には、2025/4/5(土) 23:59までに下記 Google Form で申請をお願いします。
サイン会等の事前申請の受付は終了いたしました。ご協力ありがとうございました。(2025/4/5 23:59 追記)
現時点での見込みをもとに情報提供をお願いします。
仮にサイン会の実施を取りやめたり、行列が想定を下回ったりした場合にペナルティ等はございません。
現在時点でサイン会実施が確定していない場合でも、見込みの範囲で御記入くださいますと幸いです。
急なお願いとなり恐縮ですが、何卒ご協力のほどよろしくお願いいたします。
現在時点で確定してくなくともかまいません。可能な範囲で御記入くださいますと幸いです。
※お申込時に【サイン会等を実施予定】との旨をご記入くださった出店者の方は申請不要です。
2. 実施時間帯調整のお願い
前半時間帯 (12:00〜15:00) の混雑緩和のため、
サイン会等は【15:00 以降】に実施いただき、
【15:00 までは作品販売のみ】にてお願いします。
列が長くなりすぎないよう、円滑な作品販売にご協力をお願いします。
3. 整理券の配布による行列対策
サイン会等開始時の混雑を緩和するため、15:00 までの作品販売とあわせてサイン会等の整理券を時間別に配布していただき、行列が長くなりすぎないようご対応ください。
整理券の例を公開しておりますので、ご参考にお願いします。
この整理券はそのまま印刷いただき、手書き等にてご活用ください。
4. 事前告知につきまして
サイン会等の実施を事前に告知いただく際には、実施時間帯および整理券配布につきましても合わせて告知いただくようお願いいたします。
5. 配置場所につきまして
ご申請にもとづき、混雑の影響を与えにくい場所のブースを割り当てる場合があります。
これによりお申込のカテゴリのと同じカテゴリ出店者さまから離れた配置となる場合がありますが、あらかじめご了承ください。
6. 計画外のサイン会等実施につきまして
来場者のリクエスト等により予期せずサイン待ちの行列等が発生してしまった場合には、当日その場にてスタッフまでお知らせください。
(スマートフォンから直接スタッフへご連絡いただくページへのURLを開催直前にご案内いたしますので、ご利用ください。)
備考
重ねてのお願いとなりますが、以上はあくまでも販売機会・活動機会の確保を目的としたお願いです。
もしサイン会等をご計画のうえで、上記の対応が難しい場合にはご連絡いただけますと幸いです。
なお、本件につきまして、ご申請いただいた方には、事務局から直接ご連絡を差し上げ、ご相談をお願いする場合もございます。
あらかじめご了承ください。
また、本取り組みは、突発的な訪問者の増加による待ち行列を罰したり禁じたりするものではございません。
イベントというものの性質上、すべての出店者さまのブースにおいて、想定外の訪問者増加はありうると認識しております。
予期せぬ訪問者増にお困りの様子の出店者さまを見かけた場合には、遠慮なくスタッフまでお知らせください。
過去、急な混雑や列形成によって「イベントに迷惑をかけた」と考えて、表現や発表を自粛された方もいらっしゃいましたが、主催者としてはそれは本意ではありません。
どうか皆様も、想定外の訪問者増に対して過剰な批判等を行わないようお願いいたします。
文学フリマでは第一回からプロ・アマチュア問わず、個人・団体・法人を問わず出店を広く認めており、 現在も「〈文学〉に携わるすべての人々が〈文学〉の可能性を担う存在として平等な立場で」参加できるイベントを目指しております。
〈文学〉のための「場」としてすべての出店者との間に互恵性のある場を目指す試みの一つとして御認識くださいますと幸いです。
今回の開催結果を受けて、次回以降の改善や、正式なルールとしての運用を検討してまいりたいと思います。
※本取り組みと同様の施策を他地域の文学フリマでも実施するか否かについては、現在未定です。
本件に関するお問い合わせ窓口
お問い合わせフォームより文学フリマ東京事務局までお気軽にお問い合わせください。
多様な作品の販売機会を確保し、かつ多様な活動を可能とする場とするため、事務局一同取り組んでまいりますので、何卒ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。