2021/1/17(日) 「第五回文学フリマ京都」開催中止のお知らせ
文学フリマ京都事務局です。
2021/1/17(日) に開催を予定していた「第五回文学フリマ京都」は、【中止】といたします。
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の国内での拡大状況・京都府、大阪府、兵庫県共同での政府への緊急事態宣言発令要請を含む行政の発表内容等を鑑みての判断となります。詳細は後述いたします。
開催を楽しみにしていただいた皆さまには、心よりお詫び申し上げます。
今後も各地の文学フリマ開催が予定されていることから、「第五回」京都開催は延期や振替ではなく中止とします。
出店者の皆さまには出店要項に沿って、お預かりした出店料の一部を返金いたします。
返金手続きに関する詳細は、決定次第、近日中にご連絡いたします。
(現時点でお問い合わせ頂きましても回答いたしかねます)
なお、「第五回文学フリマ京都」は現在の状況や例年の開催状況など京都開催独自のさまざまな事情を勘案し、中止を選択いたしました。
本イベントの措置を引き合いに出して、他の類似イベントや2月以降の文学フリマ(他地域を含む)に対して同様の判断を迫るような言動は慎んでいただきますようお願いいたします。
2月以降に開催予定の文学フリマに関しては、状況を注視しつつ開催に向けて準備を進めており、現時点では開催する予定です。各開催ごとに開催状況はお知らせして参ります。
出店者の皆さまは事務局よりお送りしているメールに、本メールの内容に加えて重要な内容を記載しておりますので、そちらを早急にご確認ください。
「第五回文学フリマ京都」中止判断の理由
文学フリマ京都事務局では国内で新型コロナウイルス感染症が問題となりはじめた当初より、政府や関係機関から公知されている一次情報を収集し、他事務局との情報共有を行いながら文学フリマ京都の開催に関する検討を行ってきました。
また、会場の特性や地域の状況などを考慮し、会場内でどのような新型コロナウイルスへの感染対策をとりうるか、具体的に検討してまいりました。
しかし1/9(土)に京都府が大阪府、兵庫県と共同で政府へ緊急事態宣言の発令を正式に要請したことから、改めて検討を行いました。
その上で、以下のような理由で「中止」を決定いたしました。
- ・開催地の自治体が政府に緊急事態宣言の発令を要請した状況で、一定の感染症対策を講じたうえで開催をしても、参加者の皆さまに去年と同様に交流や売買を楽しんでいただけるような環境の提供が困難だと判断したため
- 感染症対策を講じるにあたって、必要なスタッフの確保が現状では難しいと考えられるため
- すでに開催間近ではあるが、緊急事態宣言に伴って開催直前であっても施設の利用が困難となり、開催中止せざるをえない可能性がある。そのような状況下で開催を目指すことは出店者・来場者の皆さまにとってもリスクが高すぎると考えられるため
その他、各地域での感染の広がりや一都三県への緊急事態宣言発令をはじめとするこれまで以上の感染拡大防止の動き、文学フリマ京都に参加される重症化リスクの高い方々への配慮などの出来事を総合的に鑑みて、今回の中止を決定いたしました。
皆さまへのお願い
- 関係者の皆さまへの情報共有にご協力ください。事務局からも情報発信をしておりますが、念のため出店メンバーや知人の出店者、来場予定の方などにも、「第五回文学フリマ京都」が中止となったことをお伝えいただくようご協力ください
- 会場や関係業者との連絡調整等のため、お問い合わせを頂いた場合でも、回答が遅れる場合がございます。もしお問い合わせ頂いたとしても、現時点ではWebサイトおよび出店者の皆さまへのメールに記載した事項のほかにはお知らせできることがございません。あらかじめご了承ください
- 会場への直接のご連絡は迷惑となりますので、おやめください
- 不確実な情報の発信はおやめください。文学フリマ事務局では本件に関して、公式Webサイト、ニュースレター、出店者の皆さま宛のメール、SNSの公式アカウント以外の手段で発表することはございません (郵送や電話での連絡は原則として致しません)。必ず一次情報をご参照ください。
【出店者の皆さまへ】返金手続きについて(2021/1/23追記)
出店料の返金の概要については出店者の皆さまに別途お送りしているメールをご参照ください。
★返金手続きおよび返金不要のお申し出の手続きに関するご案内のメールを、1/23(土)14:45ごろ、出店者の皆さまにお送りしました。文学フリマWebカタログ+エントリーにご登録のメールアドレス宛にお送りしておりますので、必ずご確認ください。届いていない方はまず迷惑メールフォルダやゴミ箱に入っていないかを確認のうえ、受信設定を確認してください。それでも見つからない場合はお問い合わせください。
もしもメールが届いていない場合には早急にお問合せください。
返金不要のお申し出に伴う寄附控除について
なお、第五回文学フリマ京都は文化庁が設けているチケットを払い戻さず「寄付」することにより、税優遇を受けられる制度の指定行事になるよう申請し、1/22(金)にその指定を受けました。これにより、出店料を文学フリマ京都事務局へ寄附いただいた方は、2022年の確定申告(令和3年分の確定申告)の際に、税優遇(寄附金控除)を受けることができます(2021年の確定申告/令和2年分の確定申告には利用できません)。詳細はメールをご確認ください。
今後のお知らせについて
今後、本お知らせに関して追記事項等が発生した場合には、
- 文学フリマ公式Webサイト(本ページ)
- 文学フリマニュースレター(※重要なお知らせの場合のみ)
- 出店者様宛のメール (出店者のみ関係する事項の場合)
上記の手段でお知らせするものとし、補助的にSNS等で呼びかけをいたします。
(事務局がこれら以外の手段を用いてご案内することはありません。ご注意ください。)
なお、中止に伴う作業のためお問い合わせへの返信は緊急度の高いものから順に行います。そのため、内容によっては返答が遅れる場合がございます。
また、次回開催予定を含め現時点で決定していない事項に関してはお問い合わせ頂きましても回答いたしかねます。ご不安なこともあるかと思いますが、発表までお待ちください。
文学フリマ京都事務局より皆さまへ
このたび、新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さまおよび関係者の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。
また、この日々に現場の最前線で奮闘しておられる医療・介護従事者の皆さまと、大変な思いをされているあらゆる業種の皆さまに心より感謝を申し上げます。
京都事務局では、第五回文学フリマ京都の2021年1月17日開催に向けて準備を進めていましたが、感染症患者の増加や京都府、大阪府、兵庫県共同での政府への緊急事態宣言発令要請の影響を考慮しまして、開催中止を決定いたしました。
開催の約1週間前ということもあり、準備を進められていた出店者の皆様にはご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ありません。
事務局としても開催中止につきましては心苦しい部分もありますが、「緊急事態宣言下で皆が文学フリマを楽しめるのか」と考えた際にそれは難しいのではないかとの思いから、今回の判断となりました。
しかしながら、「文学」および「文学フリマ」全体が終わるわけではなく、他地域の事務局も含め次回開催や感染症収束後を踏まえた準備をこれからも進めていきますので、今後ともよろしくお願い致します。
2021年1月9日(土)