2023年以後の文学フリマは新しいルールをご覧ください。
文学フリマの理念と目的
「文学フリマ」は既成の文壇や文芸誌の枠にとらわれず〈文学〉を発表できる「場」を提供すること、作り手や読者が直接コミュニケートできる「場」をつくることを目的としたイベントです。その意味するところは、〈文学〉を閉鎖的な営為の中から解き放つことであり、すべての人に〈文学〉の担い手となってもらうことでもあります。
しかし、「文学フリマ」の立場は既成の文壇を非難するものではありません。むしろ、それらを含む〈文学〉全体の現状が、「文学フリマ」という場を要請しているのだと考えます。ですから、本イベントはプロ・アマ、あるいは個人・任意団体・法人といったあらゆる人の参加を認めています。そして、すべての参加者はあらゆる面で平等の立場であるというのが、「文学フリマ」という「場」の原則です。
また、「文学フリマ」は「文学作品の展示即売会」ですが、そこでの〈文学〉の定義は参加者各自に委ねることとします。主催事務局および会場の定める禁止事項に触れない限り、主催事務局側から作品内容に審査・規制などを課すことはありません。
自らが〈文学〉と信じる作品を携え、まだ見ぬ読者と直接向かい合ってみたいというみなさんの参加をお待ちしています。
文学フリマ事務局について
「第一回文学フリマ」はイベント開催を呼びかけた大塚英志氏と市川真人氏による主催でしたが、第二回より一般の有志による文学フリマ事務局にその主催・運営が引き継がれました。第二回以降のナンバータイトルの「文学フリマ」および「春の文学フリマ2008」「超文学フリマ」は文学フリマ事務局により開催されています。また、2015年以降は日本各地での開催を目指す「文学フリマ百都市構想」に基づき、これまでのナンバータイトルの「文学フリマ」を「文学フリマ東京」と改称しました。
なお2006年の「文学フリマinなごや」は文学フリマ事務局の協力のもと、地元有志による文学フリマinなごや実行委員会の主催で開催されました。
文学フリマ事務局は「文学フリマ東京」の主催事務局であり、また「文学フリマ百都市構想」のもと、各地で組織された文学フリマ地域事務局(文学フリマ・アライアンスメンバー)の代表窓口も担当します。
文学フリマ地域事務局について
文学フリマを全国各地で開催するため、地元有志を中心に各地域を担当する地域事務局を組織しています(東京の開催を担当する文学フリマ事務局も含まれます)。また、各地域事務局はアライアンス(連盟、連合)を組み、日本各地で文学フリマを開催するための協力体制をつくっています。
文学フリマ地域事務局は文学作品展示即売会「文学フリマ」の開催を目的としています。また、会場では文学フリマの主旨に合わせ、即売会以外にも展示やイベントを企画、開催する場合があります。
当該回を担当する事務局(「主催事務局」と呼称)はイベント「文学フリマ」に関する準備、事務、当日の会場管理まですべての運営を行います。
また、「文学フリマ」はイベントの継続的開催を前提としており、ボランティアを随時募集しています。イベント開催のために出店者から集めた参加費に余剰金が生じた場合も、次回開催のための予算として引き継がれます。出店者への還付は行いません。事務局の活動趣旨をご理解いただき、ご協力をお願いいたします。
文学フリマ・アライアンスメンバー(2022年9月現在)
- 文学フリマ事務局(「文学フリマ東京」主催事務局(2022年11月まで)/アライアンス代表窓口)
- 文学フリマ東京事務局(「文学フリマ東京」主催事務局)(2023年以降)
- 文学フリマ大阪事務局(「文学フリマ大阪」主催事務局)
- 文学フリマ福岡事務局(「文学フリマ福岡」主催事務局)
- 文学フリマ岩手事務局(「文学フリマ岩手」主催事務局)
- 文学フリマ札幌事務局(「文学フリマ札幌」主催事務局)
- 文学フリマ京都事務局(「文学フリマ京都」主催事務局)
- 文学フリマ前橋事務局(「文学フリマ前橋」主催事務局)
- 文学フリマ広島事務局(「文学フリマ広島」主催事務局)
アライアンスメンバーは追加される場合があります。
地域ごとの出店要項について
本出店要項(共通)と合わせ、必ず各地域別の要項もご確認ください。
出店要項(共通)と、各地域の出店要項で内容に異同がある場合、該当部分については各地域の要項が定めるものを優先とします。
出店要項
「文学フリマ」出店の基本要項
- 文学フリマは「自らが〈文学〉と信じるもの」を自由に出品する、作品展示即売会です。
原則として「出店者が自らの著作を自らの手で販売する」ものとします。 - 主として自費出版物(同人誌・ミニコミ・リトルプレス・ZINE・豆本等)を想定していますが、作家や編集者が自身の直接関わった作品を自ら手売りする場合は商業的出版物も可とします。
- 文学フリマは個人・団体・法人(企業)、またアマチュア・プロを問わず出店できます。出店にあたっては、申込手続きや出店要項の遵守、設営・撤収・広報・ゴミの持ち帰りをはじめとした主催事務局への運営協力などについて、すべての方が同一の義務を負うこととします。
- 団体による出店が可能であるという性質上、当日会場に来られない作者の作品を代行して販売すること(委託販売)は認めます。ただしトラブルが発生した場合当事者間で解決するものとし、主催事務局は一切関知いたしません。
出店資格
- 「文学フリマ」は個人・団体・法人(企業)、プロ・アマを問わず出店資格があります。
- 出店申込の代表者は原則として日本国内在住の方に限ります。主催事務局からの郵便を確実に受け取れる住所をお持ちの方で、インターネットから申し込まれる場合は主催事務局からのEメールを確実に受け取れるメールアドレスおよび環境をお持ちの方に限ります。
- 出店にあたっては、申込手続きや出店要項の遵守、設営・撤収・広報・ゴミの持ち帰りをはじめとした主催事務局への運営協力などについて、すべての方が参加者として同一の義務を負うものとします。また代表者は団体のメンバー(同人)にも出店要項を周知徹底させる義務があります。
- 原則として来場者整理、机・イスの管理、清掃への協力は出店者の義務となります。ゴミは必ず各自で持ち帰るようにしてください。ひとつの「場」をすべての出店者、来場者で共有するのだということを意識して、「文学フリマ」にご参加くださるようお願いします。
- 販売・配布する作品の形態は本、雑誌、コピー誌に限らず、フロッピーディスク、CD−Rなどどのような物でも構いません。各自の良識の範囲で、自らが〈文学〉と信じる物を自由に出品してください。ただし、禁止事項に抵触するものは販売・配布できません。
お申し込み方法
「文学フリマWebカタログ+エントリー」 ( https://c.bunfree.net/ ) にて、主催事務局の定める期間内にお申し込みください。
正常に手続きが完了すると「出店申込を受け付けました」というメールが数分〜24時間以内に届きます。そのメールを受信した時点で申込が完了となります。もし、申込の確認メールが届かない場合は、申し込みが受理されていませんので、必ずお問い合わせください。
出店料
開催地・開催回によって異なります。
各文学フリマの各開催回の要項をご参照ください。
主催事務局との連絡方法
出店者から主催事務局への連絡はWebサイトの問い合わせフォームよりお願いします。
主催事務局から出店者への連絡はEメールにて行います。
送料・手数料
出店案内の送料は主催事務局が負担します。
銀行振込、郵便振替にかかる手数料、申込や連絡にかかる通信料や機器使用料等は申込者がご負担ください。
変更
お申し込みの際に入力した情報は、「文学フリマWebカタログ+エントリー」上で変更が可能です。
変更の〆切日は、画面に表示されます。
キャンセル
キャンセル手続きは出店料支払い完了前でしたら、Webからいつでも可能です。キャンセルによる手数料やペナルティは発生しません。ただし出店料支払い後にキャンセルされた場合、出店料の返金はいたしません (主催事務局側の事情に起因する場合や、主催事務局が特別に返金を要すると判断した場合を除く)。
もしご事情により出店できなくなった場合は、それが判明した時点でキャンセルの手続きをお願いいたします。
申し込みの抽選
出店申込が募集数を上回る場合、抽選を実施します。抽選漏れとなった場合は申し訳ありませんが申込をキャンセルとさせていただきます。
ただし、抽選漏れとなった方には次回以降(別会場含む)の抽選時に申込番号を添えてお手続きいただければ、優先してご出店いただけます。
なお抽選は原則として出店料支払い前に実施します。
抽選の順序
出店申込件数が募集数を上回る場合、抽選対象となる出店者について、下記の順序で抽選を実施します。
- 申込情報の記入漏れなどの不備がある申込を抽選漏れとします。
- 複数ブース取得を受け付ける開催回の場合、まず抽選対象となる出店者のうちで「複数ブース取得を希望する出店者」を対象として抽選を行い、複数ブース取得の一部または全部を「1ブースのみ」の取得と変更させていただきます。出店料もそれに応じて変更されます。
- 上記対応でも申込件数が募集数を上回る場合、すべての申込の中から抽選を行い、一部の申込を抽選漏れとさせていただきます。
上記対応はすべて主催事務局が執り行います。抽選の実施内容に関する仔細はお問い合わせいただいても回答いたしません。
抽選対象外となる申し込みについて
申し込みの「限定先着制」「完全先着制」の場合
開催回によっては、申し込みの先着順でブースを確定し、抽選を行わない場合があります。
- 「限定先着制」では、規定の件数までのお申し込みに限り、抽選実施の対象外となり、ブースが満了した場合でも確実にご出店いただけます。
対象となった方には、お申し込み受付後ただちにお支払い方法のご案内がメールにて届き、期間内に出店料のお支払いが完了した時点で、ブースの取得が確定となります。
決められた件数を過ぎたお申し込みを対象にして、抽選を実施します(会場のキャパシティを上回る数の申し込みが寄せられた場合のみ)。 - 「完全先着制」では、あらかじめ会場のキャパシティに沿って予定募集数を定め、申込件数が予定募集数に達した時点で申し込み受付期間によらず募集を終了します。この場合、抽選は行われません。
抽選漏れ申込者の次回優先申し込みの場合
抽選漏れとなった申込者に対して、次の開催回において優先扱いとし、抽選の対象外とする場合があります。
優先申し込みの実施の有無、対象となる申込者、開催回については抽選漏れの通知時にあわせてお知らせします。
申し込み後のキャンセルの取り扱いについて
申し込み後のキャンセルによって生じたブース枠は、混雑が予想されるブースへの追加割り当てや密度の高い配置の軽減に充当します。「キャンセル待ち」は行いません。また、抽選を実施した場合でも再抽選は行いません。
多重応募
同一出店者による多重応募は認められません。多重応募が判明した場合は該当する申し込みを無効とさせていただきます。
お支払いについて
支払い方法
- クレジットカード決済 (VISA・MasterCard・American Express・JCB・Discover・銀聯(UnionPay)) ※PayPal 経由
- 口座振替 (みずほ銀行・三井住友銀行・三菱UFJ銀行・ゆうちょ銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行) ※PayPal 経由
- 銀行振込
- 電信振替 (ゆうちょダイレクト(インターネット)から)
- 電信振替 (ゆうちょ銀行 ATMから)
- 通常払込み (ゆうちょ銀行 窓口・ATMから)
支払い期限
出店申し込み期間の終了後、抽選を実施しないことが確定した場合、もしくは抽選にて当選した場合、Eメールにて支払い案内を送信します。案内にしたがって、出店料をお支払いください。
お支払いの期限は支払案内のメールでお知らせします。支払期限の終了時点までの口座への入金手続き完了もしくはクレジットカードからの決済手続き完了をもって参加確定となります。
期限までにお支払いがない場合には申込をキャンセルしたものと見なします。
出店案内・出店者入場証の配送について
配送時期
開催2週間前までに発送いたします。
配送業者
日本郵便株式会社「第一種郵便物(封書)」にて送付します。
住所・氏名の変更について
氏名・住所が変更された場合はただちに事務局まで届け出るとともに、郵便局にて郵便物転送の手続きをとってください。
不備・不着の場合について
配送物に不備がある場合は、必ず開催日から起算して7日前までに主催事務局へご連絡ください。 不着の場合、まず同居人全員・マンションの管理人などポストに触れる可能性のある方全員に確認したのち、発見されなければ必ず開催7日前までに主催事務局へご連絡ください。再度発行・発送いたします。開催日から起算して7日前までにご連絡をいただけなかった場合、再発行いたしかねます。
見本誌
- 開催当日、会場にて販売する作品を1点、見本誌として主催事務局に提出して下さい(提出方法は出店案内参照)。提出は任意です。見本誌は会場内の見本誌コーナーに陳列され、来場者が自由に閲覧できます。なお不特定多数の方に見て頂く性質上、盗難・紛失・破損等に関して保障できないため、見本誌は事務局への寄贈となります。
- 見本誌の提出に際して、主催事務局所定の「見本誌ラベル」を表紙(表1)もしくは裏表紙(表4)に貼ってください。「見本誌ラベル」の付されていないものは受け付けられません。
- 提出の対象となるのは印刷物のみでグッズ関係は対象外となります。
- 提出された見本誌はイベント終了後、日本大学藝術学部文芸学科資料室に収蔵されます。また、これらの見本誌は文学フリマ各事務局や日本大学(あるいはそれらが認める組織)によって、イベント等での展示・公開される場合や、収蔵図書として公開・貸与される場合があります。主催事務局に提出された見本誌はすべて、上記資料室への収蔵および展示・公開・貸与ついて同意されたものとします。収蔵および展示・公開を希望しない場合は見本誌の提出を行わない、もしくはイベント終了前にご自身で見本誌を回収してください。
宅配便による搬入および搬出について(2017/11/8追記)
宅配便搬入
- 出店者は主催事務局が指定した宅配業者、荷受け期間、配送料金、手続き方法によって、荷物を文学フリマ開催会場宛てに宅配便で送付することができます。(特別な事情で宅配業者の手配が不可能な場合を除く)
- 宅配便搬入を利用した出店者の荷物は、宅配業者が一括して会場に届け、主催事務局が受け取りを行います。原則として、ブースへの個別配達は行われません。
- 宅配便搬入の詳しい手続き方法は開催回・地域によって異なります。詳細は出店者に送付する「出店案内」において説明します。必ず当該回の指定の手続きを厳守していただきますようお願いします。
- 文学フリマ会場への宅配便搬入は、主催事務局と宅配業者が事前に策定した手続きでのみ可能となります。出店者自身で独自に宅配業者を手配したり、指定の手続きに則らずに会場住所宛に荷物を直送することはできません。
- 宅配便搬入とは別に、「印刷所等による直接搬入」は可能です。こちらは搬入を行う印刷所等が主催事務局に連絡をとり実施するのもので、宅配便搬入とは異なります。詳細は直接搬入サービスを実施する印刷所にお問い合わせください。
宅配便搬出
- 出店者・来場者は主催事務局が指定した宅配業者、荷受け期間、配送料金、手続き方法によって、当日の会場から宅配便で荷物を発送することができます。(特別な事情で宅配業者の手配が不可能な場合を除く)
- 原則として「着払い」のみで発送が可能です。「発払い」はできません。
- 発送にあたり、箱・袋・ガムテープなど梱包に必要な物は発送主こ自身でご用意ください。
- 主催事務局が手配する宅配便搬出は、「展示会・イベント搬出」として一般的な荷受けと異なる取り扱いとなる場合があります。そのため、お届けの日時指定ができない場合があります。また、日時指定が可能な場合でも、指定通りに届かない可能性があることをあらかじめご了承いただくとともに、発送日からお届け希望日までの期間にじゅうぶんな余裕を持った日時をご記入ください。
- もしお届け希望日時として配達不可能な期日が指定されている場合、記入された期日は無効といたします。またその際に、配送業者の側で配達可能な日時に書き換えることがあります。
宅配便搬入・宅配便搬出に関する免責事項および注意事項
- 宅配便搬入・宅配便搬出に際して生じた荷物の不着、紛失、到着遅延、破損・汚損、その他のトラブルについて、文学フリマ主催事務局はその責を負いません。
- 宅配便搬入・宅配便搬出に際して生じた荷物の不着、紛失、到着遅延、破損・汚損、その他のトラブルについては、運送について定められた利用約款等にもとづき荷送人(依頼主)と宅配業者間で交渉を行ってください。文学フリマ主催事務局は関知いたしません。
出店にあたっての注意事項
ブース外での販売行為や過度な呼び込みの禁止
以下に類する行為はマナー違反として禁止となります。- 自ブースの外側へ出ての呼び込みや販売・配布の禁止。活動は自分のブースの内側のみでおこなってください。
- 過度な呼び込みの禁止。大声での呼び込みやしつこい勧誘行為などは周囲の迷惑になりますのでおやめ下さい。他の参加者の迷惑になるようなパフォーマンス等もご遠慮下さい。
参加者全員が気持ちよくイベントを楽しめるように、ご協力をお願いいたします。
近隣の迷惑になるような行為はやめてください
会場近隣の商店、施設、住民にご配慮願います。
ゴミ、騒音、マナーなどで近隣からクレームが寄せられると最悪の場合、会場が使用不可能になりイベントの存続が危うくなります。良識を持った行動をお願いします。
釣り銭はかならず用意してください
物品販売時に必要となる釣り銭はあらかじめ用意して下さい。両替目的の買い物は周囲の店舗に大変迷惑となりますので絶対におやめください。両替の際は必ず金融機関等を利用し、ゲームセンターなどの両替機は絶対に使用しないでください。
その他
- 視聴用パソコン、プレイヤー等は各自バッテリーを持参して動作させてください。会場の電源の無断使用は厳禁です。
- ブースの配置は主催事務局にて決定いたします。規定の隣接配置の申込をのぞき、配置に関するご要望を承ることは原則としていたしません (企画やバリアフリーの観点などから主催事務局が必要と認めた場合を除きます)。
撮影について
- 参加者による写真の撮影に関しては私的な範囲、許諾を得られる範囲での撮影は認めています。ただし、周囲の方に配慮し、不快感を与えないようにしてください。公開時は許可無く映り込んだ方の顔にマスク・モザイクをするなど、人格権・知的財産権・肖像権の侵害がないように対応してください。
- 動画の撮影も写真(静止画)と同様、周囲の方に不快感を与えないようにしてください。公開時は映り込んだ方の顔にマスク・モザイクする、許可を得ず録音された会話は音声加工するなどし、人格権・知的財産権・肖像権の侵害がないように対応してください。
- 会場内からの動画・音声の生中継(IBM Cloud Video (USTREAM)、ニコニコ生放送、ツイキャス、通常のテレビ放送)も写真や動画の撮影と同様です。被写体となることを望まない方が映り込まないよう十分に配慮してください。
- 会場内では主催事務局ならびに主催事務局が認めた媒体が取材・撮影(静止画・動画)・録音し、テレビ・新聞・雑誌・インターネット等へ公開する可能性があります。文学フリマの広報活動に利用する可能性があるほか、各種メディアへ映像・写真・音声を提供する可能性があります。
- 主催事務局が撮影した静止画・動画を他の文学フリマ地域事務局が広報目的に利用することがあります。
バリアフリーについて
- 車椅子・歩行器・ベビーカー・シルバーカーその他の補助器具や身体障害者補助犬を使う方、介助者を伴って出店する方は、出店申込時に「通信欄」へその旨をご記入ください。不便をなるべく取り除くようにブースの配置など主催事務局の権限・能力において可能な限り対応いたします。
- バリアフリーに関して情報が必要な場合や特別なケアが必要な場合は、会場へ問い合わせる前に主催事務局までお問い合わせください。
混雑・大量搬入が見込まれる場合
ブース前での混雑が見込まれる場合、大量の配布物・販売物を搬入する場合は、申込時の通信欄にて主催事務局へご連絡ください。または、そういった状況が予測された時点で文学フリマ公式Webサイトの問い合わせフォームよりご連絡ください。
禁止事項
安全かつ円滑なイベント運営のため、以下の通り禁止事項を定めます。
- 【販売・配布禁止物】 ※有料・無料にかかわらず
- 法令または公序良俗に反するもの
- 古書、古本、新古書の類い (ただし自著、自身の関係した出版物は可)
- 第三者の知的財産権(著作権・商標権・意匠権など)を侵害するもの(無許可での複製など、パロディ・オマージュ・カリカチュア・引用の域を超えるもの)
- 著作物、作品、表現、表象でないもの(金券、くじ類、医薬品、土地、車両、鉱石、金属などで作品性・作家性が認められないもの)
- 食品衛生法や条例で「食料品等販売業」許可などを要する飲食物
- 【持ち込み禁止物】 ※販売・配布も禁止です
- 危険物や武器の類(刃物、銃刀の類、スタンガン、モデルガンなど)
- 火薬類、高圧ガス(スプレー・エアガンの類)、可燃性液体、酸類、毒物、農薬、爆発・破裂のおそれのあるもの
- 木工用・金属加工用の工具 (ノコギリ、ドリル、斧、鉈、バールなど文房具の範囲を超えるもの)
- 有毒ガスが出るおそれがあるもの。強い臭気を発するもの。塗料など会場を汚損させうるもの。不潔なもの。人体に危害を与えうるもの。
- インラインスケート、ローラー付きの靴、自転車などの乗り物 (車椅子・歩行器・ベビーカー・シルバーカー・その他の補助器具を除く)
- 机・椅子 (車椅子・シルバーカーなどの補助器具を除く)
- 風船、無人航空機など浮き上がるもの
- 動物 (身体障害者補助犬を除く)
- 物理的に会場への搬入が困難なもの (寸法の大きい物、床の耐過重量を超過する物)
- その他、来場者の迷惑となるもの
- 【禁止行為】※主催事務局が特別に認めた場合を除きます
- 法令または公序良俗に反する行為
- 虚偽の情報を含む申込
- 暴力団など反社会的勢力に属する人物の出店・出品・入場
- 主催事務局の認めた手段・業者以外を用いた会場への物品搬入
- 入場証の複製・転売
- 前夜もしくは当日朝6:30以前からの来場
- 本イベントの趣旨と無関係な商品・商材の販売・広報ならびに営業
- 楽器・スピーカーなどによる音楽・ラジオ・映画・映像の放送、楽器の演奏、歌唱など周囲に音声を流す行為(映像のみの表示や、ヘッドホンを使用するCD試聴などは可)。
- しつこい販売・営業・勧誘行為、ブース外での呼び込み、ブース外での一方的な販売(いわゆる押し売り)
- 主催事務局の認めた場所以外での販売・配布・勧誘行為 (会場周辺での販売・配布・勧誘も禁止です)。
- 会場壁面へのポスター等の貼り付けや書き込み。(周囲の迷惑にならない範囲でのスタンド等を使用した掲示は可)
- ごみの放置。ブース外での荷物の放置。
- 演劇、舞踏、朗読劇の上演。その他、周囲の迷惑になるパフォーマンス。
- 出店者として参加しながら、販売・配布をしない行為 (いわゆるダミー参加)。
- 会場備え付けの電源コンセントや設備の無断使用。
- 会場内での着替えと仮装(いわゆるコスプレ)。
- 会場および主催事務局の設備 (机・椅子・その他什器) を破損・汚損する行為。
- 会場内または会場付近の商店での両替目的の買い物。その他、近隣の商店・住宅への迷惑となる行為全般。
- 火気の使用 (喫煙、電熱器・発電機の使用など)。
- 会場内での過度の飲酒(通常の飲食は可。飲酒の可否は会場による)。
- 他の来場者・出店者に不快感を与えるような取材・撮影行為(カメラの持ち込みおよび、自分自身や自ブースの記念撮影は可)。
- 主催事務局スタッフや会場管理者、他の出店者や来場者、官公職員(警察官、消防官、自衛官等)になりすます行為。
- その他、 開催の妨害を意図する行為、周囲の来場者や会場側に迷惑が生じる行為全般。
以上の禁止事項について、会場におけるすべての判断は主催事務局および会場管理者が行います。判断には開催地域・開催回・担当者により差が生じる場合があります。
禁止事項に該当する行為に対しては主催事務局または会場管理者の権限において当日の販売・配布の停止や会場からの退去その他の処分をする場合があるほか、申込を無効とする処分をする場合があります。このとき出店者に生じた損害はいかなる場合でも補償いたしません(主催事務局または会場管理者に故意または重過失が存ずる場合を除きます)。指示にしたがわない場合は法律に基づき厳正に対処します。
禁止事項に抵触する者を発見した場合はただちに主催事務局へ口頭にてお知らせください。
禁止事項に抵触するおそれがあると事前にわかっている場合は開催7日前までに主催事務局へお知らせください。
特記事項
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)、新型インフルエンザ等の対策について(2020/3/26追記)
- 新型コロナウイルス、新型インフルエンザ等の感染症対策のため、事前に告知していない参加ルールの追加・変更の可能性があります。
- 風邪のような症状がある方や感染者との濃厚接触の疑いがある方の参加をお断りします。
- 感染が発生した場合の追跡可能性を確保するため、当日に参加する出店メンバーの連絡先や、一般来場者の連絡先を収集する場合があります。
- その他、感染症流行時には文学フリマにおける対策について、必ず公式サイトにて最新情報をご確認ください。
その他
中止について
以下の場合、開催を取りやめたり、開催期間を短縮する可能性があります。
- 法令に基づく命令による場合
- 会場からの要請があった場合
- 公的機関 (消防・警察・自治体など) からの要請があった場合
- 気象庁から会場を含む地域一帯に特別警報が発表された場合
- 大規模災害(台風、地震、洪水など)、大規模交通障害、パンデミック、テロ、戦争の場合
- その他の理由によって来場者・出店者の安全が確保できないと主催事務局が判断した場合
開催を中止した場合で剰余金から出店料を返金する場合、主催事務局が定めた期日までに所定の方法で返金先の金融機関名を届け出てください。期日を過ぎてからの届け出については返金対応いたしません。なお、出店者からの遅延損害金請求には対応いたしかねます。
返金額は、剰余金をブース数で等分し、そこから振込先金融機関によらず一律の振込手数料を差し引いた額とします。
開催を中止した場合で剰余金が不足する場合、出店料の返金をしない場合があります。
文学フリマ地域事務局間の連携
- 主催事務局に寄せられた質問・意見、その他運営にかかわる情報は文学フリマ地域事務局間で共有し、今後の運営改善に活用させていただきます。
- 主催事務局による運営・開催が困難となった場合、他の文学フリマ地域事務局が主催業務のすべてを代行し当該回を開催できるものとします。
- また開催をやむなく中止する場合で事務局が必要と認めた場合には、主催業務の一部または全部を他の文学フリマ地域事務局が代行できるものとします。
- 代行開催や代行事後処理の際に必要な主催事務局の資産(個人情報資産・金融資産を含む)の一部または全部を他の文学フリマ地域事務局へ引き継ぐことができるものとします。
代行する業務の例は以下の通りです。- 連絡窓口の設置と運営
- 剰余金の精算・返金
- 出店の振替
- 中止に至った過程の調査報告と再発防止策の報告
保証の否認および免責
文学フリマ自体が出店者の目的に適合する場であるか否かについて、主催事務局ならびに他の文学フリマ地域事務局は一切保証いたしません。また、文学フリマへの出店によって生じる直接的、間接的、付随的、結果的、偶発的、あるいは懲罰的な損害、経費、損失、または債務等について、主催事務局ならびに他の文学フリマ地域事務局は一切の責任を負いかねます。
損害賠償額の制限
文学フリマへの出店に際し主催事務局または他の文学フリマ地域事務局が損害賠償義務を負う場合、当該開催回で出店者が主催事務局または他の文学フリマ地域事務局に支払った出店料の総額を限度額として賠償責任を負うものとします。ただし主催事務局または他の文学フリマ地域事務局に故意または重過失が存ずる場合を除きます。
各種Webサービス
申込に関する個人情報やカタログへ掲載する内容などは「文学フリマWebカタログ+エントリー」の利用規約・プライバシーポリシーに基づき管理されます。
- 「文学フリマWebカタログ+エントリー」利用規約 https://c.bunfree.net/terms
- 「文学フリマWebカタログ+エントリー」プライバシーポリシー https://c.bunfree.net/privacy
Web申込時の注意
- メールを受信・送信できない環境の方はWebからお申込いただけません。
- 参加案内・入場証を郵送するため、郵便を受け取れるご住所を必ずご記入ください。なお、原則として日本国内のご住所に限らせていただきます。
- 締め切り直前の申し込みは避けてください。端末やインターネット回線の不調などで申し込みが間に合わなかった場合でも救済措置は行いません。締め切りまで時間の余裕を持ってお申し込みください。
- 申込時にご記入いただく項目のうち、「代表者情報」「出店情報の通信欄」は住所や連絡先など手続きに必要な情報で、すべて非公開です。「カタログ情報」は出店者名や紹介文などカタログに掲載される情報で、すべて公開されます。
- 「代表者情報」の氏名・住所は確実に連絡がとれるものをご記入下さい。「代表者情報」をもとに当日出店案内を郵送いたします。住所は「○○様方」など厳密な宛先となる内容のご記入をお願いいたします。 ペンネームや団体名の記入、住所の番地・ビル名(マンション名)・号室番号抜けは郵便不着の原因となります。ご注意下さい。
- 「カタログ情報」(出店者(サークル)名、紹介文、メンバー名、出店者Webサイト、twitterアカウント、カテゴリ) に記入された内容はWebや事務局が発行するカタログ、事務局が認める媒体等にて一般に公開されます。 原則として、そのまま掲載されますが、必要に応じて編集・引用等が行われる場合もあります。 本名や連絡先など個人情報の記載について事務局は関知いたしかねますので、自己の管理、責任のもとにご記入をお願いします。
- お申込み後すぐに事務局より「出店申込を受け付けました」という件名のメールが送信されます。ご登録いただくメールアドレスで 迷惑メールフィルターなどを利用されている場合は、あらかじめ「@bunfree.net」からのメールを受信できるように設定してください。
- メールは自動的に「迷惑メール」に分類されていることがあるので、必ず「迷惑メールフォルダ」をご確認ください (Webメールをメーラーで受信されている方は、ブラウザからログインして確認する必要があります)。
- 送信後に「出店申込を受け付けました」メールが届いた時点で申込が完了となります。 もし、申込の確認メールが届かない場合は、申し込みが受理されていませんので、必ずお問い合わせください。 申込受付期間終了後に申し込みが正常に受け付けられていないことが判明した場合でも、救済は行いませんのでご了承下さい。
その他
- 出店料の余剰金は文学フリマ次回開催のための主催事務局予算として引き継がれます。事務局の活動主旨をご理解いただき、ご協力をお願いいたします。
- 主催事務局または他の文学フリマ地域事務局と出店者間で紛争が生じた場合、双方は紛争の解決に向けて誠意をもって努力するものとします。紛争の結果によって生じた損害について、主催事務局また他の文学フリマ地域事務局は一切関知いたしません (故意または重過失が存ずる場合を除く)。
- 会場および事務局の設備 (机・椅子・その他什器を含む) を破損・汚損させた場合は原状回復費用・手数料・遅延損害金等の全額をお支払いいただきます。
- 本約款に定める条項の一部が無効とされた場合であっても、他の条項の有効性に影響を与えないものとします。この場合、当該無効とされた条項は、当初に意図された経済的目的が可能な限り達成できる有効な条項に当然に置き換えられるものとし、出店者はこれを予め承諾するものとします。
- 主催事務局または他の文学フリマ地域事務局と特定の出店者・来場者間の連絡事項は特記なき場合両者の間で秘密とすることとし、第三者に対して公開する場合は事前に両者の間で合意の上実施することとします。
- 主催事務局または他の文学フリマ地域事務局と出店者・来場者間の連絡は日本語で行うものとします。その際の日付・時刻の表記は特記なき場合いわゆる日本標準時(協定世界時(UTC)に9時間を足したもの) に基づくものとします。
- 主催事務局と出店者・来場者間で紛争が生じた場合には、主催事務局において定める裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。定めがない場合は東京地方裁判所または東京簡易裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
- 準拠法は日本法とします。